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寄席日記 R7年4月〜6月 R6年10月〜R7年3月  R6年4月〜R6年9月  R5年11月〜R6年3月

・朝日公民館文化講座(R7/8/5)
・土居地区なごやか会(R7/7/31)
・堀川ゆうれい船①(R7/7/30)
・西持田なごやか会(R7/7/30)
・いくまカフェ(R7/7/29)
・こども落語in島後 7月(R7/7/25)
・こぢょっこらと落語会(R7/7/22)
・おたがいさまこども寄席(R7/7/22)
・松江歴史館こども寄席(R7/7/20)
・菅田会館こども寄席(R7/7/5)
・おはなしレストランミニ寄席(R7/7/5)

地域・教育魅力化プラットフォーム(R7/8/26 15名)

  • あーと 「梅津忠兵衛のはなし(小泉八雲怪談より)」「チャリ茶」「転失気」

10月13日に行われる、チャリティライブのご縁で、東本町にある会社「地域・教育魅力化プラットフォーム」からお声がかかりました。若い人たちが中心の活気のあるオフィスで、他地域とリモートでつないで同時視聴するなど、昭和色の濃い当教室にはない環境での落語会でした。みなさん勢いよく笑ってくださるので、あーとも乗り乗りで元気よく演じました。

こども落語in島後 8月(R7/8/22~23)

  • 22日 隠岐の島町図書館 40名
    青二才「一口小咄」、お菓っぱ「祭りのカメ」「美術館」「ネズミの大きさ」など、小竜「飴買いゆうれい(小泉八雲怪談より)」、あーと「おしどり」「衝立の娘」(小泉八雲怪談より)、(仲入り)、寿々め「蛇含草」、あーと「転失気」、玉はがね「かっぱつり」、紅歩っぺ「壺算」
  • 23日 ふれあい五箇 30名
    青二才「一口小咄」、お菓っぱ「祭りのカメ」「美術館」「ネズミの大きさ」など、寿々め「穴子のからぬけ」、玉はがね「かけひき(小泉八雲怪談より)」、(仲入り)、紅歩っぺ「まんずぅおぞい(出雲弁落語)」、小竜「反対俥」、あーと「初天神」

 今夏二回にわたって行った「こども落語in島後」。隠岐の島町図書館には、前回来てくださったお客様もたくさんおられて、熱気に包まれました。「隠岐の皆さんはよく笑ってくれる」。7月の子から8月の子にそんな申し伝えがあったようで、子どもたちも笑ってもらおうと張り切って高座に上がりました。言葉通りに、にぎやかな笑い声が響く、楽しい寄席になりました。
 二日目の「ふれあい五箇」は、五箇にあるデイサービス施設。利用者さんだけでなく、近所の方も見に来られて、「かわいいねえ」「上手だったよ」とたくさん声をかけてもらいました。紅歩っぺ、小竜は、それぞれにネタの中に「サザエ最中」「ろうそく島」と隠岐ならではのくすぐりを入れて、大きな拍手をもらいました。
 2回ずつ4回に及ぶ、「こども落語in隠岐」。実行委員、会場のみなさんから心のこもったおもてなしを受けて、子どもも保護者も感激した四日間でした。
 

到着して文化会館で昼食、これぞ隠岐その一、「サザエカレー」
開演前。後ろで出番を待つ子どもたち。次々と「写していい?」と写真撮影会になりました。
終演後の記念撮影。がんばりました。
これぞ隠岐その二、テープでの別れ。
最初に福かっぱ大明神に必笑祈願
これぞ隠岐その三、乙女子海岸の夕日
実行委のみなさま、大変お世話になりました

堀川ゆうれい船④(R7/8/20 12名×2隻)

  • ふらめん子・つや姫 「小咄」、つや姫「葬られた秘密(小泉八雲怪談より)」、ふらめん子「堀川遊覧船物語」、つや姫「杜若(小泉八雲怪談より)」、ふらめん子「むじな(小泉八雲怪談より)」
  • あーと・いる歌 「小咄」、いる歌「十六桜(小泉八雲怪談より)」、あーと「おしどり

「堀川ゆうれい船」千秋楽。企画されたNさんの言葉「こども噺家の皆んなのアイディアと工夫、向き合う力は半端なく、ご乗船になった方々の感動を喚び起こしました。保護者の皆さまのサポート、公社さん(遊覧船事業者)の全面バックアップに改めて感謝申し上げます。船頭さんの本番の巧みなご調整!噺家のタイミングもしっかりと見守ってくださっていて、船上寄席をより魅力的にしてくださいました。皆んながあっての「堀川ゆうれい船」となりました」。高いハードルにだれもが最後まで食らいついて、おたがいの知恵を惜しみなく共有してすばらしい成果を上げました。これからの高座にも大きく影響するだろうと思います。夏のひときわ大きな思い出となったことでしょう。

堀川ゆうれい船③(R7/8/17 12名×2隻)

  • ぬり江・いる歌 「小咄」、ぬり江「飴買い幽霊(小泉八雲怪談より)」、いる歌「十六桜(小泉八雲怪談より)」、ぬり江「常識(小泉八雲怪談より)」、いる歌「菊花の契り(小泉八雲怪談より)」
  • 八三つ・小竜 「小咄」、小竜「ちんちん小袴(小泉八雲怪談より)」「飴買い幽霊(小泉八雲怪談より)」、八三つ「松江城伝説ー人柱ー」「こんな晩(小泉八雲怪談より)」

3回目となった「堀川ゆうれい船」4人のうち3人が1回は経験していますが、それだけに船上寄席の難しさをよく知っており、それぞれ何度も遊覧船に乗り込んで練習を繰り返しました。他に乗客がおられると声を出すことはできませんが、可能なときは貸し切り船にしてリハーサルの場を提供してくださるなど、松江市観光振興公社のみなさんも協力を惜しまれません。この日は、入念な準備が奏功し、タイミングがよく合い、また狭間のクイズ、お客様へのプレゼントなども大好評で、心通い合うすばらしい体験ができました。

堀川ゆうれい船②(R7/8/8 12名×2隻)

  • ぬり江・玉はがね 「小咄」、玉はがね「かけひき(小泉八雲怪談より)」、ぬり江「城山のきつね」、ぬり江「常識(小泉八雲怪談より)」
  • 八三つ・つや姫 「小咄」、つや姫「葬られた秘密(小泉八雲怪談より)」、つや姫「こつつり(松江城伝説)」、八三つ「松江城伝説ー人柱−」、八三つ「こんな晩(小泉八雲怪談より)」

2回目の「堀川ゆうれい船」、何度も遊覧船に乗って、他に乗客がいないときは船頭さんに頼んで声を出し、乗客のあるときはイメージトレーニングをして、この日に備えた4名。噺の間に挟むクイズや松江紹介の準備も怠りませんでした。本番は2隻とも時間通りで、予定していた通りの進行ができました。船頭さんからも「子どもたちのがんばりに驚いた」「自分から工夫していることに感心」とお褒めの言葉をいただきました。子どもたちの努力を意気に感じた関係諸氏の多大なるご支援に感謝します。

ゆうらいふ寄せ(R7/8/6 ゆうらいふ長浜70名)

  • 青二才「一口小咄」、お菓っぱ「美術館」「お祭りのカメ」「弟の手紙」など、あーと「転失気」、紅歩っぺ「こつつり(松江城伝説)」、青二才「(アンコール)一口小咄」

去年に続いて2回目。同じメンバーで臨みました。厳密に言うと、去年は見ていた青二才が、今年は高座を務めました。開口一番がちょっと不本意だった青二才は、最後にもう一度上がりました。いいタイミングでお客様から「アンコール!」のお声がかかって、はりきってもう一度小咄を語り、たくさんの拍手をもらいました。

朝日公民館文化講座(R7/8/5 朝日公民館40名)

  • 紙ひこうき「じゅげむ」、輝楽「けちべえさん」、つや姫「こつつり」、こま剣「一口小咄」、いる歌「元犬」、ふらめん子「堀川遊覧船物語」、小竜「反対俥」

去年に続いて2回目の文化講座への出演でした。今年は、前半の1時間を松江南高落語研究会OB会の皆さんがさすがの話芸を披露され、休憩を挟んでの後半1時間をこども落語が担当しました。こういう構成は初めてのことです。これまで何度もお世話になっているOB会のみなさん、またいっしょにできるとよいと思いました。

紙ひこうき、「じゅげむ」で全力の泣き!
落語教室に入って4週間、こなれてきた輝楽の「けちべえさん」
松江城怪異伝説「こつつり」怪談風コメディはつや姫
得意のけん玉、またワンランクアップして連続技も決めたこま剣
初の試み、いる歌、出雲弁クイズをマクラに出雲弁落語
くすぐりに笑いの絶えないふらめん子「堀川遊覧船ドキュメント」
軽快なアクションと噺でドッと沸かせる小竜
「大喝采、感動しました」うれしい言葉をかけてもらって「ありがとうございました」にも力が入る

土居地区なごやか会(R7/7/31 土居集会所20名)

  • 青二才「雨もり」「一口小咄」、あーと「チャリ茶」、こま剣「カレンダー」「一口小咄」、いる歌「元犬」、あーと「勘定板」、八三つ「無精猫」

終演後は車座になって、なごやか会のみなさんと歓談しました。たくさん質問も出て、それに答えて、こま剣はけん玉、八三つとあーとはフラメンコダンス、など披露し、喝采を浴びておりました。また、青二才はあふれんばかりの高座愛を発揮し、すでにかたづけられた高座に上がってもう一度みなさんに小咄を聞いてもらいました。「まんぞく」との言葉にどっと沸いたことでした。

堀川ゆうれい船①(R7/7/30 12名×2隻)

  • ふらめん子・小竜 「小咄」、ふらめん子「むじな」、小竜「飴買いゆうれい」、ふらめん子「堀川遊覧船物語」、小竜「ちんちん小袴」
  • あーと・玉はがね 「小咄」、玉はがね「かけひき」、あーと「おしどり」、あーと「梅津忠兵衛のはなし」

主催は企画会社メディアスコープ、共催に堀川遊覧船を運営する松江市観光振興公社、それぞれに周到な準備をされついに実現しました。子どもたちも何度かの試乗やリハーサルを通して自分たちの課題を見つけ出し、どう解決するかを一生懸命これまで考えてきました。全4回の初回は、2艘が満席となり、稽古を繰り返したとっておきの小泉八雲怪談を心を込めて語りました。ふだんの高座とはまるっきりちがう環境にどう対処するか、このじたばた経験こそ、子どもたちの宝物になるにちがいありません。

西持田なごやか会(R7/7/30 和田平成会館 20名)

  • 輝楽「けちべえさん」、気まぐれ「さぎとり」、八三つ「松江城伝説ー人柱−」、ぬり江「天狗裁き」

その名の通り、とてもなごやかなムードでみなさん大いに笑ってくださいました。止まってしまった子もおりましたが、「がんばれ」と優しく声をかけてにこにこして待ってくださいました。終わってからみなさんとお茶タイムを過ごしましたが、さまざまな話題が出て、子どもたちも小咄や怪談を披露するなど、みんなでなごやか会でした。

いくまカフェ(R7/7/29 生馬公民館 70名) 

  • 寿々め「あなごのからぬけ」、小竜「飴買いゆうれい(小泉八雲怪談より)」、玉はがね「かけひき(小泉八雲怪談より)」、(仲入り)、玉はがね「かっぱつり」、小竜「反対俥」

 いくまカフェは、生馬地区の高齢者対象の集まりですが、夏休みでもあり、生馬小学校の1〜3年生のみんなも来てくれました。公民館の和室がいっぱいになりました。小学生たちと高齢者のみなさんがとても楽しそうで、たくさんの笑い、たくさんの拍手があふれるすてきな空間になりました。3人の息もぴったりで、会場が一つになって大いに盛り上がりました。生馬小学校のこどもたちの聞く態度のよさに感心しました。終わってからいつものお見送りをしましたが、お年寄りたちにまじって小学生も並んであくしゅを求めていて、見ていて心温まりました。終演後の交流タイムもお年寄りからも小学生からも質問や感想がどんどん出て、とても気持ちの良い時間になりました。

開演前に振り付けを考える二人
会場の前部分に生馬小1〜3年生のみなさん
あなごのからぬけも慣れてきました
大好評かっぱおどり、ちょっと照れる
反対俥は、アクションにどよめき
おじさん、おばさんから質問どっさり。小学生もすてきな感想を言ってくれました
あくしゅしながらお客様をお見送り。生馬小のこどもたちも続きました

こども落語in島後 7月(R7/7/25 隠岐の島町図書館 40名、7/26 朝日ヶ丘集会所 30名) 

  • 7月25日 隠岐の島町図書館 紙ひこうき「じゅげむ」、気まぐれ「さぎとり」、ぬり江「常識(小泉八雲怪談より)」、つや姫「葬られた秘密(小泉八雲怪談より)」、(仲入り)、ふらめん子「皿屋敷」、いる歌「平林」、八三つ「無精猫(出雲弁落語)」、ぶるーいんぱるす「牛ほめ」
  • 7月26日 朝日ヶ丘集会所 こま剣「小咄」、ぶるーいんぱるす「めだま」、いる歌「十六桜(小泉八雲怪談より)」、八三つ「こんな晩(小泉八雲怪談より)」、(仲入り)、つや姫「こつつり(松江城伝説)」、ぬり江「転失気」、ふらめん子「堀川遊覧船物語」

隠岐ならではの心づくしのおもてなしを二日間たっぷり受け、こどもも大人も隠岐の雄大な自然と細やかな人情に魅了されました。「もっといたい」「また来たい」、こどもたちもそんな思いを乗せてそれぞれに心のこもった一席にと気合いが自然と入りました。

初日会場 隠岐の島町図書館にて
二日目会場 朝日ヶ丘集会所
都万の津戸海岸、水のきれいさにびっくり
貝ひろい、砂遊び、はまぐりも見つけました
おいしい、おいしい!の連発。隠岐は食材の宝庫
遅くまで騒いで轟沈
主催の皆さん、会場を支えてくれた皆さん
たった一泊だったのに別れがつらい

こぢょっこらと落語会(R7/7/22 鹿島デイサービスセンター 30名)

  • 寿々め「あなごのからぬけ」、小竜「たぬきのさいころ」、玉はがね「かっぱつり」

周囲を緑の山々に囲まれたすばらしい環境にこぢょっこらとはありました。35度の猛暑日で緑も焦げそうな日差しでしたが、センターの中は快適で、子どもたちが会場に入るとすぐに利用者の皆さんから盛大な拍手がありました。よく笑って、よく声をかけられて、子どもたちもとてもやりやすかったようです。終わってからは、利用者全員とあくしゅしてくださいと言われ、3人がお客様の間を縫うように歩いて、あくしゅをして回りました。それぞれが思いを伝えられ、何度もあくしゅを繰り返し、「また来てね、また来てね」と口々に言われました。

おたがいさまこども寄席(R7/7/22 生協しまね大会議室 20名)

  • 輝楽「けちべえさん」、玉はがね「かけひき(小泉八雲怪談より)」、小竜「飴買い幽霊(小泉八雲怪談より)、(仲入り)、玉はがね「かっぱつり」、小竜「反対俥」

有償ボランティアサービスの「おたがいさま松江・安来」の主催によるこども寄席。間に怪談を挟んだ三部構成で小二トリオが40分の寄席をしっかり務めました。終わってからは、みんなが車座になっての茶話会。落語について、稽古について、次々と来る質問をはきはきと答えて、寄席同様みなさん感心することしきりでした。寄席の後で質問コーナーはよくありますが、お茶を飲みながらじっくり時間をかけるのは初めてで、みなさんと親しくなれるとてもいい時間でした。

松江歴史館こども寄席(R7/7/20 松江歴史館120名)

  • 朝席(10時〜11時)お菓っぱ「一口小咄」「祭りのカメ」など、輝楽「けちべえさん」、小竜「ちんちん小袴(小泉八雲怪談より)」、ぶるーいんぱるす「牛ほめ」、紅歩っぺ「こつつり(出雲弁落語松江城伝説)」ふらめん子「貧乏神」
  • 昼席(13時〜14時)青二才「雨もり」など、寿々め「あなごのからぬけ」、気まぐれ「さぎとり」、玉はがね「かけひき(小泉八雲怪談より)」、ぬり江「無精猫(出雲弁落語)」、八三つ「人柱(松江城伝説)、あーと「チャリ茶」「勘定板」

毎週水曜日のこども寄席、そして春、夏、秋と年に3回休日に開催する「松江歴史館こども寄席」、だんだんと歴史館とこども落語が松江市民にもなじんできつつあるようです。猛暑の中、参議院選挙の日でもありましたが朝席、昼席ともちょうどよい感じで客席が埋まり、さかんに拍手や笑い声がひびいておりました。今回のこども寄席で特徴的だったのが、ほかの子がこれまで得意としてかけていたネタにチャレンジする子が何人もいたことです。ぶるーいんぱるす、紅歩っぺ、寿々め、ぬり江は、落語教室ではおなじみの演目に取り組んで、それぞれの個性で一新しました。お客様も以前聞いた同じ噺が新鮮に聞こえたことでしょう。教室生同士がまさに切磋琢磨する段階に進んだのだと思います。みんながそれぞれに手応えをつかんだ「こども寄席」となりました。

菅田会館こども寄席(R7/7/6 菅田会館25名)

  • 寿々め「蛇含草」、気まぐれ「さぎとり」、ぬり江「常識(小泉八雲怪談より)」、小竜「飴買い幽霊(小泉八雲怪談より)」、玉はがね「かけひき(小泉八雲怪談より)」、(仲入り)、玉はがね「たぬきのおさつ」、小竜「反対俥」、ぬり江「城山のきつね」

梅雨明けして熱中症アラートが発令される中でしたが、菅田地区のみなさんに楽しんでもらいました。当初の計画より出演者が減ったため、落語の間に怪談を3席はさんで三部構成にしました。5人で1時間半の寄席がきっちりできることを証明しました。お客様から、声や拍手をたくさんかけてもらって、最後のお見送りもみなさんがたくさんお話ししてくださいました。

開口一番寿々めは「蛇含草」。途中で言葉が出なくなりましたが、持ち直して最後まで。これも大事な経験です。
終わった後「うまいねえ」とお客様がつぶやいていた気まぐれ。噺がきちんと伝わるように細部に気持ちをこめました。
ここから怪談の部、ぬり江は長尺「常識」をきっちり語って、小泉八雲ワールドを開幕させました。
「飴買いゆうれい」を語る小竜。語り口も表情も完全に怪談モード。切り替えが鮮やかです。
かなり難しい怪談「かけひき」。玉はがねにとってチャレンジングな作品。時をかけて練っていってほしい名作です。
仲入り後は再び落語の部です。真剣な顔で怪談を語った玉はがね、がらっと趣を変えてこの表情。
回転技の上達著しい小竜の「反対俥」。「あんなことできないわ」と司会の副館長さん。やったらけがします。
トリはぬり江の出雲弁落語で「城山のきつね」。松江ならではの噺をたっぷり聞いてもらっておひらきです
最後に急遽交流タイム、たくさん質問がでてなごやかなひとときになりました。
出演者みんなでお見送り、「猛暑の中、ご覧いただいてどうもありがとうございました。

おはなしレストランミニ寄席(R7/7/5 おはなしレストランライブラリー30人)

  • 青二才「雨もり」「一口小咄」、あーと「お母さんのおなら」「手遅れ医者」「不思議な花屋さん」「チャリ茶」「勘定板」

季節ごとの定席、その6回目、今年2回目になる「おはなしレストランミニ寄席」。今回は、あーと、青二才の姉妹コンビが高座を務めました。出たくてたまらない青二才は、出囃子がなかなか鳴らないのが不満。無事高座を務めて下りたら、今度は一回しか出られないのが不満。やる気をみなぎらせてあーとに交代しました。あーとは新しい趣向で、落語と落語教室についての解説を入れながら小咄から新作落語、古典落語と噺をつないでいきました。落語入門編として、こどもやあまり落語に馴染みのない人対象におすすめしたいプログラムになりました。

小咄をする二歳児、青二才
1回しか高座に上がれないのに不平たらたら
りっぱに開口一番務めました
小咄のパターンを紹介
小咄→新作→古典、と落語の世界にお客様を誘うあーと
しめは「勘定板」