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前田貴氏

 8月6日テクノアークしまね大会議室を会場に第2回活活寄席を開きました。今回のゲスト真打ちは、しまね産業財団インキュベーションマネージャー前田貴さんです。

島根県 新設法人数 グラフ

  島根県の新設法人数(2022年)を見ると、製造業が少なく、建設業が多い。そしてサービス業が大半なのが特徴です。

島根県 新設法人数 市郡別

  386件というのはやはり少ない。しかも松江市と出雲市で全県の57.5%を占めています。

休廃業 解散 倒産

 休廃業・解散が340件ということは、新しく生まれている企業と廃業する企業とがほぼいっしょです。減り続けているのが島根県の実態と言えます。起業を増やしていかないと未来を担う人たちの受け皿がないということになります。

起業に向けたステップ

  起業家とは、自ら事業を興す(起業)者をいいます。これを作るのが自分の使命だと考えています。 これは、私の考える起業に向けたステップです。「儲かる仕組みを考える」これが抜けている場合が多いのです。儲けないと続きません。

構想 感動 思考 行動

 構想が何によって生まれるか、まず「志」、感動しない人は動きません。モチベーションは感動から来ます。それを「理」、思考しなければなりません。感動しているだけではダメなのです。そして「動」、行動してはじめて構想が形になります。これが絶対に必要です。行動する人は、ベラベラしゃべらない。

決心 覚悟

 決心は毎日できます。そして忘れる。大事なのは覚悟です。これは決心と覚悟のイメージです。起業には継続的な覚悟が必要です。

高校球児

 

 数年前から高校野球を指導していますが、これは高校球児の卒業にあたって贈った言葉です。
 今の子は無理をしない。自分を器ととらえるなら溢れるまで入れてみろ、自分を追い込め、と言いたい。自分を守り過ぎないでほしいと思います。
 批評家と批判される側、主役は批判される側です。
 これからも島根で起業する人を育てていきたいと思います。

 まえだたかし:1967年8月6日生。島根県安来市出身。小学5年生からスポーツ少年団で野球を始め、中学~高校~大学を通じて白球を追いかける毎日を過ごす。同志社大学を卒業後、1990年に総合商社の日商岩井(現:双日)に入社。トヨタグループ向けの機械ビジネスを皮切りに、北米、東南アジア向けプラント輸出を多数手掛ける。2005年に豊田通商へ転職し、新規事業開発、海外子会社の経営企画の他、米国駐在中はトヨタグループの中核部品生産会社のVPを務める。2015年にミスミ、2017年に京都製作所への転職を経て、2022年より(公財)しまね産業振興財団のインキュベーション・マネージャーに就任し、島根県内での起業家育成やスタートアップ企業の経営支援を行っている。家族構成は妻と2人の息子。趣味はゴルフ、映画鑑賞。保有資格は中小企業診断士。